しらせ接岸! 氷上輸送開始


昨年11月16日に
日本を出港してから約2か月の航海を経て、しらせが南極昭和基地に接岸しました。

日本出港時にはオレンジ色だった船底が、氷による傷ですっかり銀色になっていました。

「接岸」とは、昭和基地の近くに停泊することです。
昭和基地周辺は氷が厚いので、人や物が乗っても大丈夫です。
しらせに積み込んであった荷物の運搬をすることができます。

さっそく、昨夜22時から4時半ころまで作業が行われました。
日中は気温が高いため、海の氷がゆるみがちになります。
気温が下がる夜の時間帯に氷上を通って輸送を行います。

昨夜は、私も深夜の氷上輸送作業を行いました。
夏といえども、さすが南極です。
夜は鼻の頭が寒くて、凍傷になりそうでした。

温かいお茶をのみ、しらせから配られたカレーうどんを食べながら作業を行いました。
雪上車にも乗りました。


写真は、雪上車の車内です。
雪上車の操縦は、ハンドルで行えることにびっくりしました!