ゴミの行方


人間が生活すると、必ずゴミが生まれます。
南極の昭和基地でも同じです。

昭和基地でできたごみは自分たちで処理をし、コンパクトにして日本に持ち帰らなければなりません。
その担当をしているのが環境保全隊員の岩月隊員です。

焼却炉棟という場所にゴミを集め、焼却して灰にしたり、
圧縮して小さなかたまりにしたりしています。


写真は、段ボールを圧縮する作業の様子です。

日本では、燃やせるゴミを焼却して灰にした後、最終処分場に灰を埋めます。
南極では、灰にした後、ドラム缶に入れて、日本に持ち帰ります。

地味だけれど、南極の環境にできるだけ影響を与えず、生活していくためには
欠かせない大切な仕事なのです。