時差変更のはじまり

現在、フィリピンの東方100~200㎞ほどの海上を航行中です。

フィリピンの島々からはかなり離れているので、陸地は見えません。残念。

今夜24時に時間帯変更が行われます。

本の時間は、世界標準時刻+9時間なのですが、

フィリピン付近は、世界標準時刻+8時間。

つまり、1時間早まります。

24時になると、時計を1時間巻き戻して再び23時にします。

そこからは、世界標準時刻+8時間の生活が始まります。

寝ているうちに時間帯が変更になってしまうので、いつも通りに目覚めたら

1時間も早起きしたことになってしまいます。

「あっ!起きる時間だ!」と目覚めたものの、

「しまった!1時間も早起きした。もう1回寝よう」と2度寝。

2度寝をした結果寝坊をしてしまう・・・観測隊あるあるです。

なので、今のうちに1時間早めることにしてしまいます。

20時と表示している自分の時計を19時に変更。

自室の部屋の時計をすべて変更させると、不思議なことに気分まで19時に変わってしまいます。

テレビもネットもつながらないので、何の影響もなくすんなりと受け入れてしまいます。

「しらせの船内には、何勝手に変えてるの?20時でしょう!」という人もいません。

みんなが受け入れれば、19時なのです。

「時間は大事」これは事実です。

でも、その時間を定義するものって、「時計」という機械であったり、周りの人の影響であったりと、あいまいなものなのかもしれませんね。

しらせ船内の11月25日は25時間あります。でも娯楽があるわけではありません。

長い夜になりそうです。