1月28日(金) ラスト昭和カレー&最後の消火訓練
最後なので、カレーの詳細を紹介。
ご飯を真ん中に左側がシーフードカレー
右側がビーフカレー
シーフードカレーはとろみ強めの私好みのルー。
具はなんと、伊勢海老、カキ、エビ、ホタテが入っています。
超豪華。
私はあまりシーフードカレーは好きではなかったのですが、昭和に来て魚介のうまみが詰まったシーフードカレーのおいしさに気づいてしましました。
ビーフカレーはさらさらルー。
お肉は、ステーキにしてもよいくらい厚みと存在感のある肉。それなのにジューシーで柔らか。
このカレーお店で食べたら1杯いくらするのやら。
おかわり自由というのがまたすごい。
でも、1杯食べたらお腹いっぱいになってしまい、おかわりはできませんでした。
夕食も紹介。
牛フィレソテーの左上にのっているのがフォアグラ。
フォアグラは結婚式など特別な時にちょっとだけ食べたことがありますが、ここに来て何度か食べました。おそらく、一生分食べたと思います。
このメインプレートを食べに出かけるのが常でしょうが、昭和基地ではこれは普通の夕食の1品として供されます。焼き魚とか、生姜焼きとかそんな感じでさらりと牛フィレソテーフォアグラのせが出てきます。
なので、周りには煮物、長芋の短冊切りなどが添えられるのです。
昭和基地の食卓、改めて見ると驚愕です。
さて、今日は最後の消火訓練を行いました。
63次隊の引継ぎを兼ねての実施。
130kⅬ水槽の水を可能な限り汲み上げて放水訓練。
1年間毎月繰り返してきただけあり、非常に迅速に対応できました。
63次隊の越冬隊員たちに手本となれれば幸いです。
耐火服に身を包むことも今日でおしまい。
62次隊で生活している間、本当の火災は発生しませんでしたが、熱や煙を感知して発報することが何度かありました。
その時の緊張感は忘れられません。
耐火服を着て、消火器を持ち、通路を駆け回ったことも、懐かしい記憶となって行くことでしょう。
消火訓練の後は、水が減った130kⅬ水槽の清掃をしました。
底にたまった1年分の泥を拭き取り、プールのようにきれいな水槽に戻りました。
これで気持ちよく63次隊に使ってもらえることでしょう。