3月11日(金) 残り2カレー
今日はカレーの日。
金曜日なのですね。全く曜日感覚がありません。
これで残り2カレーとなりました。
気温は10度を超え、ランニングをすると汗だくです。
長袖のTシャツの腕をまくって走りました。
赤道まではどんどん気温が上がり、数日以内に30℃まで行きそうです。
暑すぎてとけてしまうかもしれません…
3月10日(木) 氷山のない海
船は北上を続け、南極よりもオーストラリアの方が近くなりました。
海に浮かぶ氷山の姿はすっかり見られなくなり、南極感は0。
気温は10度近くまで上昇。
いつもの服装でランニングをしたら暑くてたまりませんでした。
3月9日(水) 南緯55度通過
ひたすら北上を続けるしらせは、昨晩のうちに南緯55度を通過しました。
南緯55度は観測隊にとって節目となる緯度。
南緯55度より南を南極での行動としています。
つまり、南緯55度を通過したということは、
完全に南極での行動を終えたことを意味します。
とはいえ、まだまだ文明圏からは遠いのですが。
今まで海水温も0度を下回っていたのですが、今はかなり海水温も上がり、
気温もプラス4度程度となりました。
1週間後にはオーストラリアに到着し、気温は+22度となるというのだから驚きです。
3月8日(火) 動揺
現在、しらせは南極大陸を離れて北進中。
船は動揺が激しいです。
左右・上下に揺れていて、うかうかしていると睡眠へと誘われます。
波が高いので外へ出ることもできず、ずっと船の中。
しばらくは暴風圏の中を進むので、数日間外へは出られなさそうです。
3月7日(月) 氷山見納め(たぶん)
流氷域を離脱し、しらせは順調に北上しています。
海に浮かぶ氷山を目にすることもまばらになり、そろそろ見納めになりそうです。
トッテン氷河沖停泊中はほとんど曇り。
お日様を見ることはできなかったのですが、雲の切れ間から久しぶりに日差しを浴びました。
3月6日(日) 北上開始
海洋観測を終え、今日から北上を開始しました。
南緯60度~40度は暴風圏で船が揺れると言われていますが、往路ではわずかに11度傾いた程度。
帰りはどうなることでしょう。
甲板が凍ってしまって外でランニングができない日々が続いていますが、
気温の上昇につれて甲板のコンディションが好転することと、あまり船が揺れないことを願うばかりです。