タイムカプセル




2年間南極の海の底で観測を続けていた「海底圧力計」
2年ぶりに浮上させ、今日回収しました。
 
広い海の中、直径50センチほどの球体を探すのは大変です。
機材でしらせと海底圧力計の距離を知ることはできても、
最終的には人間の目で探します。
 
海面に浮上してきた圧力計を見付け、引き上げる自衛隊員。
その球体には、過去の隊員たちのメッセージが書かれていました。
 
その文字は、はっきりと読み取れ、まるでつい数日前に書かれたもののよう。
まさに、タイムカプセルです。
 
南極に行くとき、57次隊も、みんなでメッセージを書いた海底圧力計を沈めました。
数年後、観測隊によって引き上げられることでしょう。