昭和基地での準備




南極の昭和基地に到着したら、すぐに南極の野外での調査活動が始まります。
調査活動は、日帰りの場合もありますが、ときには5日ほどキャンプをしながら調査を
する場合もあります。
 
そんなときのために、食料を準備するのが「野外糧食分配」作業です。
228種類、8138個の食糧を野外で活動するそれぞれのチームで
分け合います。
 
年末年始を野外で過ごすチームは、鏡餅も持っていきます。
12月下旬から2月上旬ころまで、南極の内陸部で活動するチームは、
おせち料理の材料も持っていきます。
 
調味料も本格的です。
オリーブオイル、ごま油、オイスターソースなども持ち込みます。
 
すべての作業が終わるまで3時間ほどかかりました。
南極昭和基地まであと1〜2週間。
南極での準備もいよいよ本格化してきました。