10月31日(日) ドーム隊の食料積込
10月の最終日は、ドームふじ基地へ出発する隊員たちのための食料を積み込む作業を行いました。
11月上旬に出発して、12月中旬に帰ってくるのが1往復目。
そのあとさらにドームふじ基地へ向かって、2月頃に戻ってくるのが2往復目。
2往復する隊員は、昭和基地での生活が最後となります。
今回積込を行ったのは1往復分。
48日分の食料と、万が一ブリザードなどで停滞を余儀なくされた時のために予備食を7日分。
これらの食料は、すべて調理隊員やドームふじ基地へ行く隊員と支援の隊員によって準備されたもののです。
調理隊員に至っては、48日分の3食の献立を考えて、1日分ずつダンボールに箱詰めをするという作業をしてきました。
48日分の3食の献立を考えるなんて、普通ではやりません。
びっくりです。
積込作業は、基本的に手が空いている隊員全員で行いました。
3人の隊員が基地からいなくなってしまうのは、とてもさみしいです。
2往復する2名の隊員に、次会えるのは帰りのしらせの船上。
昭和基地での暮らしも残りわずなのだと感じます。
現代の千歳あめには、なんと棒状のチョコレートが入っています。
これなら子供も大喜び。
私も大喜び。