昭和基地の第1夏宿舎


昨日は、THE南極という感じの写真をお送りしましたが、
今日は打って変わって生活感あふれる様子をお送りします。

写真は、観測隊員たちが生活する2つの宿舎のうち、
第1夏宿舎と言われるものです。
第1夏宿舎には、食堂やトイレ、お風呂などがあります。
第1夏宿舎では、約50名の隊員などが寝食を共にします。


食堂です。
ここで食事をしたり、ミーティングをしたりします。
朝食は6時半から。
夕食は19時からです。



調理場です。
食事は、しらせの乗組員の人が中心となって準備してくれます。
ここでも、やはり金曜日がカレーです。
しらせの乗組員は、大体1週間ごとで交代します。
調理する人が変わるので、味付けも変わります。
みそ汁の味の変化で、「あっ、調理する人が変わったな?」と気づきます。
やはり、みそ汁の味はそれぞれの家庭の味なのですね。



お風呂です。
「しののめの湯」といいます。

しののめさんという方が、作ったのだそうです。
シャワーもついているのですが、節水のため湯船のお湯を使って体や頭を洗います。


寝室です。
4人部屋で、2段ベッドが2つあります。
作業スペースはほとんどありません。

魅力的な自然がいっぱいの南極ですが、
人間が生活する場所は、生活感にあふれています。