流氷域突入!




午前9時頃に流氷域に突入しました。
船の前方からどんどん氷が流れてきます。
 
船首甲板には隊員たちが集まり、流氷見学&撮影
流氷隊に入ったとたん、様々な生き物も見え始めました。
「あっ!流氷の上に何かいる!」
「ペンギンだ!ペンギンだ!」
と、子供のように声をあげます。
とはいうものの、甲板上なので、安全には気を付けて。
 
「南極らしくなってきましたね。」
「いや、ガリンコ号でしょう。」というのは、以前札幌にいた気象の加藤隊員。
「南極に行きたいって、いろんな人に言いまくっていたんだけど、本当にここまで来たんですね。」
「言葉にすると実現するんですね。」と、庶務の菅澤隊員。
 
かく言う私も、いろんな人に言い回っていた1人。
感慨深げに流氷をいつまでも眺めていました。
 
明日には、定着氷縁に到着しそうです。
定着氷縁とは、南極大陸の周辺にくっついている氷の塊と、流氷帯との境目です。