潮汐観測


真剣な顔をして、観測作業中です。
何を観測しているのでしょう。

違うアングルから見てみましょう。

細いピアノをもっているわけではありません。
これは「測量」といって、地面の高さなどを測っているのです。
測量は、日本のあちこちでもやっています。
大きな棒をもっている人と、何か望遠鏡のようなものをのぞいている人のペアで、仕事をしているのを見たことがありませんか?

今回は、海上保安庁の住吉隊員の「潮汐観測」のお手伝いをしてきました。
満潮と干潮は聞いたことがあると思います。
満潮は、海面が最も高くなること。
干潮は、海面が最も低くなること。

今回は、どのように変化していくのかを調べるため、
朝6時頃から夜の10時頃まで、ず〜っと、5分おきに海の高さを調べました。

調べるために、単管(鉄パイプ)で、観測器を設置するための台もみんなで作りました。

非常に地味な作業ですが、これを調べることによって、
正確な海の地図を作ったり、地球温暖化による海水面の変化の実態を明らかにしたりするのに役立ちます。

とても大切な仕事なのです。