子育て中のペンギンたち
夏期間中(12月下旬)に行ったペンギンの営巣地。
昭和基地からヘリで10分ほど離れた場所にありました。
このころはちょうど子育てというか、抱卵の真っ最中でした。
写真の真ん中にいる2羽のペンギンの足元には、すでに卵からかえったひなが2羽います。
ペンギンは1度に2個ほど卵を産むそうです。なので、ひなも2羽いるのでしょうね。
左下のペンギン、何か言いたげですね。
ちなみに、ペンギンの巣は小石を集めて作ります。
草木がない南極ならではの巣です。
巣に使えそうなちょうどよい小石は数が限られているので、他のペンギンの巣から小石を盗むペンギンもいるそうです。
こちらは、まだひながかえっていませんね。右下の卵は穴が開いているようです。もうすぐかえる頃だったのかな。
巣の周りが赤く見えているのは、糞の色です。ペンギンはナンキョクオキアミというエビみたいな生き物をたくさん食べます。そのオキアミの色が赤いので、糞も赤くなるそうです。
営巣地のペンギンたちの様子です。
ピーピーとひなの鳴き声が聞こえます。