10月27日 燃料タンクの中に潜入
基地の発電機などを動かすための燃料は、毎年しらせによって運ばれてきます。
その量600kLほど。
1日に使用する燃料は約1600Ⅼ。
1年間生活すれば、輸送された分の燃料はほとんど使い切ります。
もちろん、万が一のための予備燃料は備蓄されています。
燃料タンクが空になると、次の夏にしらせが来た時のためにタンク内の清掃をします。
今日、そのうちの1つを清掃しました。
燃料タンクの中に潜入
このようなタンクの中に入って作業するには「酸素欠乏危険作業主任者」という資格を持った人が現場に必要とのこと。
もちろん、南極でもその資格を持った隊員が状況を確認しながら作業を行いました。
それにしても「酸素欠乏危険作業主任者」なる資格があることを初めて知りました。
世の中には、いろいろな条件で作業をしなければならなくて、その際の安全を確保するための資格がいろいろとあるのですね。
高さ2m以上の荷物を積み重ねたり、降ろしたりするのに「はい作業主任者」という資格があることは知っていたのですが、まだまだ知らない資格が存在することに驚きです。